レッスンについて


導入期のレッスン教材は、おもにバスティン教材を使用しています。

自分で楽譜が読めて弾ける事を身につけるには、とても良い教材です。

「脱力」「読譜」「リズム」をグッズやカードなどを使って、楽しく身につけていきます。

バスティンメソードとは?

ジェーン・バスティン先生ピアノの演奏技術を身につけるだけではなく、音楽のあらゆる分野を学習しながら幅広い音楽体験がなされるように構成された学習法で、1970年代にアメリカのジェーン&ジェームス・バスティン夫妻により創始・開発されました。

導入期より全調の導入

バスティン・メソードの順序だてたレッスンを取り入れることにより、ピアノ鍵盤の理解、リズム、聴音、和声、創作、即興演奏、移調、理論、テクニック、アンサンブル、初見、読譜、鑑賞、バランスの取れたレパートリーなど音楽のあらゆる分野を習得することが出来ます。

生徒の学ぶ力を育てる

バスティンメソードを導入することで、生徒が早い段階から自分で学習する力を身につけることができ、「演奏を楽しむ」という音楽の本質的な価値を理解することができます。

バスティンメソードの3つの特徴

1.数こなし式

宿題は楽に弾ける曲を数多く持たせること。

生徒にとって難しい曲を1、2曲宿題に出すのではなく、楽にこなせる曲を数多く弾かせます。これにより生徒は楽譜をみていろいろな曲がたくさん弾けたということに達成感を得ることができ、ますますやる気を起こすはずです。同じレベルの曲を数多くこなすことで、自然と真の読譜力がつき、初見もできるようになります。ちなみにバスティン先生は30分のレッスンで短い曲を15曲以上弾かせます。

2.かみくだき式

新しい課題を無理なく導入するために、予備練習から「基礎」「応用」「展開」と順序よく自然に指導ができるようにつくられています。また主教材の「ピアノ」はもとより、「パフォーマンス」「テクニック」「併用曲集」などの教材を使って、いろいろな角度から、手を変え品を変えひとつの課題について学習できます。例えば、スタッカートを学習する場合は予備練習から応用展開へとステップアップしていく形になっています。

3.逆算式

指導者は常にゴールから逆算して、生徒一人一人のそれまでの道のりを考えること、4期(バロック、クラシック、ロマン、近現代)の名曲を弾くために必要な音楽理論、テクニック、音楽性などを導入期から、各時期にあわせた形でバランスよく取り入れています。特に全調の移調は早い時期からの導入を目指し、4つにグループ分けして教えています。

(「入門から上級まで使えるピアノメソード」https://www.to-on.com/bastien/より)

レッスン教材の紹介

導入期はいろいろなグッズやカードを使って楽しくレッスンをします。

 

 

 

右手、左手わかるかな?

まだ不安な生徒さんには、赤と青の手袋を使います。

 

 

 

かわいいおうちのグッズを使って,12種類の調のスケールや 和音を覚えます。

 

 

音名はドレミだけでなく、英語でも覚えます。

子供たちは覚えるのが早いです。

コードネームを覚える時にも役立ちます。

 

 

 

音楽用語なども、カードで覚えます。

 

 

 

ピアノをきれいな音で弾くには、手の形、指先の意識が大切。

そんな時に役立つのは、このグッズ♪

 

 

 

音符を初めて導入する時に 必ず使うマグネットボード♪

 

 

 

指先がしっかり整う便利なグッズ♪

 

 

 

こちらは手の形を作るためのグッズ♪

イチゴのスクイーズは生徒たちに大人気♡

 

 

 

指先をしっかりさせるためのグッズ♪

 

 

 

 

音符の音価に合わせた大きさのつみきで、正しくリズムを学びます。